大腸内視鏡検査

下部消化管(大腸・結腸)にできる病気(炎症、潰瘍、ポリープ、癌)などを見つけ、適切な治療法を考えるために行います。

大腸内視鏡検査について

肛門から内視鏡スコープ入れて直接、大腸を観察することができます。
小さなポリープがあれば、その時点で切除することができますし、大腸がんの早期発見や予防、治療には非常に有用な検査です。
予約制で検査の前に感染症の血液検査と検査について注意事項をご説明いたします。なお当院では毎週水曜日のほか、隔週土曜日に実施しております。

高周波スネア

小さなポリープは、その場で切除できます。
高周波スネアと呼ばれるワイヤーを投げなわのように隆起したポリープの根元にかけ切り取ります。
高周波スネアで切除したポリープは、回収して病理組織検査で、良性・悪性の判断や悪性度の判断を行います。

ホットバイオプシー鉗子

より小さなポリープやくびれのないポリープの場合は、クリップ状のホットバイオプシ鉗子(かんし)でつまんで切除することもあります。
この鉗子は切除と止血が同時にできます。
また、 隆起の少ない場合は、局所注射用の注射針を使って、根元に生理食塩水等を注射し、ポリープを隆起させてから切除しています。

ポリープ 生理食塩水で隆起させる 切除後

治療費の目安

内視鏡は、腫瘍の有/無、切除やその病理検査により内容が異なります。

大腸内視鏡 6,000円〜30,000円 (健康保険適用(3割負担)の場合)

大腸内視鏡検査の流れ

検査準備

検査をご希望の方は、まず外来に起こし下さい。
来院されましたら、事前の血液検査(感染症検査)を行い、検査日の予約を取ります。
感染症検査は院内感染防止・安全のためには不可欠なものですので、必ず受けていただいております。
皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

検査日前日の夕食は午後9時までに軽く済ませ、それ以降は禁食です。

検査当日

  • 検査当日は朝から禁食です。
  • 検査前に、下剤を服用いただき、腸のそうじをします。下剤の飲み方については外来で看護師がパンフレットを用い丁寧に説明いたします。

お腹のそうじができましたら、内視鏡による検査を行います。
ポリープがあれば、その場で切除することが可能です。
検査当日は検査時にいろいろな薬を使う可能性があるので、お車の運転は避けてください。
またポリープを切除した場合は一週間飲酒、刺激の強い食事、激しい運動、熱い風呂への入浴を控えていただきます。

結果報告

数日後に結果が出ますので、再診時に報告いたします。

大腸ポリープ切除

大腸ポリープとは


ポリープとは、いわゆる「いぼ」のことです。
顔や首にもイボはできますが、それらは放っておいても癌にはなりません。
しかし大腸ポリープは、将来大腸がんになるものがあり、放置することが危険な場合があります。
そこで、大腸内視鏡検査で大腸のポリープが発見された場合、内視鏡下に切除を行い、そのポリープが将来癌化する可能性があるかどうかを診断します。

大腸ポリープの種類

過形成性ポリープ
癌にはならない

腺腫性ポリープ
癌になる可能性がある

進行癌になってからでは外科手術が必要となり再発の危険もありますが、ポリープの段階でしたら内視鏡で簡単に切除でき、治療が終わります。 当院では、日帰りでの内視鏡によるポリープ切除を行っております。

中央の小さな膨らみがポリープ 染色して切除範囲を確認 切除後のあと

大腸の疾患

早期がん 進行がん クローン病(原因不明の炎症)
憩室症(腸壁の弱くなったもの) 潰瘍性大腸炎(原因不明の炎症) 腸結核(細菌による感染)